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2022シーズン展望②藤枝MYFC~攻撃サッカーを積み上げJ2昇格へ~ 

こんばんは、カトリーヌです。

 

2022シーズン展望第2弾、

アスルクラロ沼津に続いて今回は藤枝MYFCについて書こうと思います。

 

目次

 

昨シーズンの振り返り

昨シーズンの藤枝の成績は以下の通りです。

10位

勝点32(8勝8分12敗)

42得点42失点 得失0

順位こそ下位ですが、得点はJ3で3位となる42得点を挙げております。

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監督交代を機に攻撃的サッカーを確立

第15節鳥取戦後に監督交代しましたが、そこから得点数が14得点→28得点と2倍に増え、ボール支配率も大幅に改善し持ち直しました。この成績をもって、須藤監督は続投となっております。うん、妥当。

myfc.co.jp

myfc.co.jp

www.football-lab.jp

 

実際、昨年の静岡ダービーでは1年以上パスサッカーを追求している沼津よりも組織的かつ躍動感のあるサッカーを披露し、驚かされました。来季は上位争いに期待です。

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オフシーズンの動向

藤枝はオフシーズンめちゃくちゃ激しく動きましたね。

 

2022シーズンメンバー31人

退団15選手

 引退   5選手

 移籍先決定6選手

 移籍先未定4選手

新加入14選手

 新卒   6選手

  高卒2選手、大卒4選手

 完全移籍 5選手

 レンタル 3選手

 

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退団は名選手の引退が主

退団選手を見てみると、

谷澤達也枝村匠馬森島康仁とJ1で活躍した3選手が引退となっています。

また、秋本、那須川といった長い間Jリーグに貢献してくれた選手も引退しました。

 

その他、佐古真礼(まあや)はレンタル元の東京ヴェルディに復帰。193センチの高身長左利きセンターバック。世代別代表にも選ばれている逸材の今後に期待です。

 

新加入の目玉は中京大久保藤次郎

新加入は熊本からDF小笠原、MF水野、GK内山の3選手が加入で最多。

また、熊本・秀岳館高からブラジル人2人が加入。めっちゃ熊本。

 

そして、新加入の目玉は中京大から加入した快速アタッカー久保藤次郎。

6/7に加入内定し、6/17に特別指定選手に。

その1週間後の6/26ホーム宮崎戦で途中出場を果たした逸材です。

昨季J3ですでに6試合出場し、2得点2アシストという非凡な数字を叩き出しています。

10/10の静岡ダービーで肉離れを起こしてしまいましたが、これがなければ間違いなくもっと数字を伸ばしていたでしょう!この試合見に行きましたが、まさかJ3でこんなにワクワクする選手がいるのかと非常に驚かされた選手です。

名前にも「藤」がつき、藤枝に来ることが運命だったような逸材が、昨季10位に終わったチームを躍進させること間違いなしです!

web.gekisaka.jp

 

シンガポール得点王&MVPにも注目

もう1人、注目すべき新加入がシンガポールホウガン・ユナイテッドから加入した大卒3年目となる土井。

常葉大を卒業して2020年にアルビレックス新潟シンガポールに加入し、翌年にホウガン・ユナイテッドに移籍。リーグ21試合19得点で得点王&年間MVPとなっています。

シンガポールのレベルがわからないのでJリーグでどれだけ通用するか楽しみですね。

web.gekisaka.jp

 

川崎から神谷がレンタル加入

J1王者川崎からレンタルでDF神谷を獲得しています。

左足の正確なキックが特徴(といわれている)神谷で、左サイドバック、左センターバックが主戦場です。

川崎では登里、車屋、旗手の後塵を拝し、リーグ戦の出場は1試合それもたった1分のみ。

あとはACLに出たような出なかったようなという感じで正直印象がないです。。。

川崎での経験がどのように活きてくるか注目です。

 

熊本秀岳館高からブラジル人2人加入

秀岳館高からDFカウアン、MFペドロが加入しました。

秀岳館高としては通算13,14人目のJリーガー誕生となりました。

秀岳館高は昨年も熊本にターレス、レオ・ケンタの2人が加入しております。

全員ブラジルのPSTC(パラナ・サッカー・テクニカル・センター)出身とのことらしいです。PSTCはマンチェスターシティのフェルナンジーニョを輩出していたり、結構すごい場所みたいですね。

ターレスは昨季ルーキーイヤーながら21試合出場4得点の成績を残し、名古屋へのステップアップを果たしています(2022シーズンは熊本へレンタル)。

nagoya-grampus.jp

藤枝に加入する2人はどのような活躍を見せてくれるのか、注目です。

 

2022シーズンは昇格争いに加われるか

今季のJ3は魔境

メンバーが大幅に入れ替わった藤枝ですが、主力は軒並み残留し、期待の新戦力も加入という状況。半年足らずで戦術を落とし込めた監督の力量も考えると、今シーズンは上位争いも可能と考えています。

ただし、今シーズンのJ3は魔境です。

J2から相模原、愛媛、北九州、松本と4チームが降格。

またJFLからいわきFCが昇格。

今年こそJ2復帰を目指し岐阜は大型補強。

これらのチームの上に行ってJ2昇格を勝ち取るのは容易ではありません。

 

2022シーズン初陣は3月12日、ホーム鳥取

今シーズン初戦は昨季J3ワースト53失点の鳥取。ここでどれだけ良い感触をつかめるかがスタートダッシュを切れるかのポイントかと思います。

魔境を勝ち抜き、J2昇格へ!がんばれ藤枝MYFC!!