静岡フロサポのサッカーブログ

J1からJ3、高校サッカーまで広く浅く

MENU

藤枝MYFC 3位浮上!〜J3第27節レビュー〜

J3は第27節まで終了し、残り試合は7試合となりました!

 

J3順位(第27節終了時点)

順位 チーム 試合数 勝点 得点 失点 得失点差
1 いわきFC 27 60 57 18 39
2 鹿児島ユナイテッド 27 56 47 30 17
3 藤枝MYFC 27 55 48 24 24
4 松本山雅FC 27 54 35 21 14
5 カターレ富山 27 51 40 30 10
6 FC今治 27 50 43 29 14
7 AC長野パルセイロ 27 43 30 30 0
8 愛媛FC 26 41 38 31 7
9 福島ユナイテッド 27 38 32 30 2
10 FC岐阜 27 33 37 42 -5
11 ギラヴァンツ北九州 27 29 28 34 -6
12 アスルクラロ沼津 27 29 23 33 -10
13 ガイナーレ鳥取 27 28 41 48 -7
14 ヴァンラーレ八戸 27 28 23 40 -17
15 テゲバジャーロ宮崎 26 26 26 38 -12
16 SC相模原 27 23 26 37 -11
17 カマタマーレ讃岐 27 20 20 40 -20
18 YSCC横浜 27 18 18 57 -39

 

昇格争いに動き 藤枝MYFCが3位浮上!

10月1日14時キックオフの4位藤枝MYFCvs最下位YSCC横浜は、藤枝の4得点で勝利。この時点で藤枝は勝点55で暫定2位に浮上し、勝点53で並んでいた鹿児島と松本は勝たなければ順位を抜かれるというプレッシャーがかかった状態での試合となりました。

鹿児島は10月1日の19時キックオフで、まだ昇格をあきらめていない7位AC長野パルセイロとの試合。前半にFW米澤令衣のゴールで先制したものの、後半はひたすら長野がボールを持ち続ける展開。このまま引き分けもしくは長野が鹿児島ゴールをこじ開けるかと思った矢先、セットプレーからDF小野寺が押し込み勝ち越し。鹿児島は後半シュート3本で3得点し、4-1で長野を退けました。

暫定4位となった松本は翌日の10月2日にアウェイで12位アスルクラロ沼津との対戦。中位相手に圧倒できず0-0で引き分け。勝点を1しか伸ばせず。順位を4位に落とし、藤枝が3位となりました。

 

今シーズンのほとんどの期間上位3チームに変動がありませんでしたが、シーズン終盤になってようやく藤枝が風穴を開けました!

 

上位4クラブ 直近5試合の勝点推移

J3上位4チームの順位推移

※順位の推移はJ. League Data Siteより引用

 

次節は3位藤枝MYFCvs4位松本山雅

J3は残り7試合。第27節はいわき、鹿児島、藤枝が4-1で勝利し勝点3を積み上げたのに対し、松本は0-0で勝点1しか上積みできませんでした。

次節第28節は、藤枝vs松本の直接対決。

ここで松本が勝利すれば勝点57となり、藤枝を上回ることができます。また、鹿児島の結果次第では2位に浮上できます。

しかし、藤枝が勝利した場合は勝点差が4に開き、昇格争いが難しくなります。そして、勝点51のカターレ富山、勝点50のFC今治の足音が大きくなります。

この試合が昇格争いの大きなカギの1つとなります。

順位 チーム 勝点 第27節 第28節 第29節 第30節 第31節 第32節 第33節 第34節
1位 いわきFC 60 H 讃岐
4〇1
A 鳥取 A 沼津 H 愛媛 A 宮崎 H 鹿児島 A 相模原 H YS横浜
2位 鹿児島ユナイテッド 56 H 長野
4〇1
A YS横浜 H 宮崎 A 福島 H 愛媛 A いわき H 岐阜 A 富山
3位 🔼藤枝MYFC 55 H YS横浜
4〇1
H 松本 A 富山 H 宮崎 A 鳥取 A 今治 H 福島 A 長野
4位 🔽松本山雅FC 54 A 沼津
0△0
A 藤枝 H 岐阜 A 今治 H 長野 A 富山 A 宮崎 H 相模原

首位いわきと2位鹿児島はそれぞれアウェイで鳥取YS横浜と対戦します。

鳥取は26節にホームで鹿児島を6-0で破った難敵。基本的に落とす相手ではないですが、ハマった時の攻撃力は厄介。特にホームでは大量得点での勝利が多い印象です。

YS横浜は藤枝相手には大量失点で敗れましたが、松本相手にはウノゼロで勝利を挙げています。決して楽な相手とは言えません。

 

藤枝vs松本の前哨戦観戦

次節は藤枝vs松本の大一番ですが、私はこの大一番の前哨戦となる藤枝MYFCvsYSCC横浜とアスルクラロ沼津vs松本山雅FCの試合を現地観戦しておりました。

 

藤枝MYFC vs  YSCC横浜

藤枝MYFCはホーム藤枝総合運動公園サッカー場が9月25日の台風15号によって浸水と土砂の流入があり、電源設備と給排水設備が故障。復旧の目処が立っておらず、大型ビジョンやトイレが使えない状態の中での試合となりました。

www.fujiedascp.com

f:id:KATHORINE:20221008001226j:image
f:id:KATHORINE:20221008001222j:image
f:id:KATHORINE:20221008001218j:image

 

 

藤枝MYFCは先制したものの前半を1対1で折り返しましたが、後半はボールを支配し3得点。一気に突き放して勝利をもぎ取りました。

f:id:KATHORINE:20221008001641j:image
f:id:KATHORINE:20221008001606j:image
f:id:KATHORINE:20221008001603j:image

 

渡邉りょうが交代してからは前線でうまくためを作れずにかなり攻められてた印象でした。ただ、渡邉りょうはかなり調子を上げている印象で、しっかりシュートまで行けているので心配はないかと思います。どちらかと言ったらやはり守備面、特に5連戦でも課題となった裏への抜けだしについては改善しなくてはなりません。

 

アスルクラロ沼津 vs 松本山雅FC

f:id:KATHORINE:20221008011508j:image
f:id:KATHORINE:20221008011511j:image

 

沼津vs松本は、愛鷹多目的競技場に松本サポが大挙しました。バス待ちから始まり、噂のホームジャック。そもそも沼津はサポが少ないので余計際立つ形になりました。

J2復帰がかかっているとはいえ、まさかJ3でバス待ちを見ることになるとは思いませんでした。

f:id:KATHORINE:20221008011947j:image
f:id:KATHORINE:20221008011940j:image
f:id:KATHORINE:20221008011943j:image

 

試合は両陣営とも裏への抜け出しを狙ってロングボールを蹴りまくるオープンな展開。松本の方が個の力で打開してシュートまで行く力がある分優勢ではありましたが、決定力を欠きスコアレスドロー。やはり注目はU-19日本代表FW横山歩夢で、左サイドからカットインしてシュートしようという意識が高かったです。

 

得点への意識は高いものの得点力はそれほど高くないというのが正直なところですが、沼津戦を見る限りでは裏へのボールが多かった印象。前線に足の速い選手がいるわけではありませんが、藤枝は裏は走らせるボールへの対処が甘いのでそこは要注意かなとおもいます。

 

また、さっき沼津はサポが少ないとディスりましたが、正直入場者数を見ると藤枝の方がサポが少ないのでさらにホームジャックが際立つのではないかと思っています。ただ、応援の音量は藤枝の方が沼津の何倍も大きいので、そこは張り合えるかなと思います。笑

 

YSCC横浜サポーター、松本山雅サポーターどちらも台風15号による影響が残る静岡に対して横断幕を掲出してくださりました。ありがとうございます!

f:id:KATHORINE:20221008002146j:image
f:id:KATHORINE:20221008002221j:image

 

また、藤枝MYFCも静岡全体に対してメッセージを送っていました。

f:id:KATHORINE:20221008002154j:imagef:id:KATHORINE:20221008002150j:image

 

この困難をみんなで乗り越えていきましょう。

そして藤枝のJ2昇格を後押ししましょう!