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高円宮杯U-18サッカーリーグ静岡 後半戦突入

静岡県リーグである高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ静岡2022が後半戦を迎えております。

来週から高校選手権静岡県大会が開幕するので、一度状況を整理したいと思います。

kathorine.hatenadiary.jp

 

※各チーム消化試合数にバラツキが大きいため、リーグ戦の順位は1試合あたりの平均獲得勝点で並べています。そのため、各リーグHPの順位とズレが発生する可能性があります。

 

 

引用

数年前からAリーグBリーグは下記サイトで公式に結果集計等行っているようです。順位・得点ランキング・登録選手一覧を公表しています。

spo-mane-football.com

※Cリーグは以下HP参照

shizu.new-jp.com

 

Aリーグ(県1部)

順位表
順位 チーム 平均勝点 勝点 試合数 得点 失点 得失
1 磐田東 2.33 21 9 6 3 0 22 6 16
2 浜名 1.75 21 12 5 6 1 17 10 7
3 聖隷クリストファー 1.70 17 10 5 2 3 13 12 1
4 藤枝東2nd 1.45 16 11 4 4 3 23 19 4
5 袋井 1.17 14 12 4 2 6 11 23 -12
6 清水ユース2nd 1.13 9 8 2 3 3 12 23 -11
7 清水東 1.10 11 10 2 5 3 19 16 3
8 科学技術 1.00 9 9 2 3 4 8 10 -2
9 飛龍 0.92 11 12 2 5 5 12 13 -1
10 浜松開誠館2nd 0.67 6 9 1 3 5 7 12 -5

1位は今年のインターハイ静岡県大会王者磐田東。未だ無敗、9試合で22得点6失点という圧倒的な成績で首位独走しています。

2位は浜名。昨年もAリーグ2位で東海プリンスリーグ参入戦に出場しましたが、名古屋グランパスU-18 2ndに惜敗し昇格ならず。今年こそ昇格を狙います。

 

得点ランキング

1位は意外にも6位清水東から。2年生からエースストライカーとしてチームを牽引するFW中山大耀です。昨年はBリーグで得点ランキング2位となる10得点を挙げて清水東Aリーグ復帰に貢献。また、インターハイ静岡県大会で19年振りとなる決勝進出にも貢献しました。

2位は今年17年振りにインターハイ静岡県大会を制した磐田東の10番MF谷野暁希。高校1年時に東海ルーキーリーグ1部得点王に輝き、高校2年で10番を背負いました。磐田東躍進の原動力です。

同率2位となったのは藤枝東2ndのFW植野悠斗。身長186センチの大型センターフォワードです。植野も東海ルーキーリーグ1部得点王。東海プリンスリーグでは5試合59分と出場機会に恵まれず、県Aリーグが主戦場。FW良知英祥とともに来年のエース候補です。

  順位 選手 所属 得点 学年 前所属
1 1 中山大耀 清水東 8 3年 エスパルス静岡
2 2 谷野暁希 磐田東 6 3年 磐田U-15
3 2 植野悠斗 藤枝東2nd 6 2年 FC東京むさし
4 4 加藤千寛 浜名 5 2年 ジュビロ浜松
5 5 神谷宥河 磐田東 3 3年 ジュビロ磐田
6 5 徳増倭 磐田東 3 2年 ジュビロ浜松
7 5 森蓮太 磐田東 3 3年 ジュビロ磐田
8 5 田代寛人 清水ユース2nd 3 2年 清水JY
9 5 今井陸 清水東 3 2年 FC桜が丘
10 5 中村心人 聖隷クリストファー 3 3年 聖隷JYSC
11 5 野沢理人 聖隷クリストファー 3 2年 ホンダFC
12 5 朝井陽之 浜名 3 2年 浜松FC
13 5 津田廉大 浜名 3 1年 浜名JY
14 5 藤田祥真 浜名 3 2年 ジュビロ浜松
15 5 小野寺波瑠 飛龍 3 2年 マーレFC
16 5 佐藤大 袋井 3 3年 掛川JFC

磐田東は総得点22と多いだけあって得点ランキングに大勢名を連ねました。FW神谷宥河やFW徳増倭の2トップは3得点で得点ランキング5位。また、CBの森蓮太も3得点しています。

浜名のFW津田廉大は1年生ながら3得点。3月に行われたヤングサッカーフェスティバルでU-16静岡県選抜に選ばれていたものの、東海国体のメンバーには入っておらず進学先が不明でしたが、やはり浜名でしたね。

 

Bリーグ(県2部)

順位表

強豪チームのセカンドチームが約半数を占めるリーグで首位を走るのは日大三島

2位は静岡学園3rd。ほかのチームはセカンドチームなのに静学だけサードチーム。層が厚すぎる。笑

鈴木啓太などの有名選手を多く輩出し、高校サッカーの歴史を語るのに欠かせない東海大翔洋(旧東海大一)は3位。こちらはトップチームです。何年かおきに突然県大会決勝に顔を出す印象があります。特に新人戦。直近では2020年の選手権で決勝に進出していました。

元々サッカーが盛んだったわけでもない公立進学校焼津中央が4位で健闘しています。ただ、登録選手の前所属を見てみると藤枝東FC、藤枝明誠SC、藤枝MYFCエスパルス藤枝と強豪クラブ出身ばかり。そりゃ強いわ。

順位 チーム 平均勝点 勝点 試合数 得点 失点 得失
1 日大三島 1.92 23 12 6 5 1 24 18 6
2 静岡学園3rd 1.75 21 12 6 3 3 22 18 4
3 東海大翔洋 1.70 17 10 5 2 3 32 20 12
4 焼津中央 1.58 19 12 6 1 5 29 26 3
5 藤枝明誠2nd 1.50 15 10 5 0 5 23 17 6
6 磐田U-18 2nd 1.50 15 10 4 3 3 19 20 -1
7 清水桜が丘2nd 1.20 12 10 3 3 4 19 22 -3
8 ホンダFC 1.08 13 12 3 4 5 32 29 3
9 静岡城北 1.08 13 12 3 4 5 17 28 -11
10 静岡北 0.40 4 10 1 1 8 11 30 -19

 

得点ランキング

1位は3選手。ホンダFC U-18の袴田航也、東海大翔洋の関野碧海、焼津中央の西川竜生です。

袴田は高校2年生で10番を背負っていたようです。また、2年生の時点で既にJFLに所属するトップチームに登録されていました。昨年は出場機会がなかったものの、高校3年生となった今年はヴィアティン三重戦でベンチ入りし、後半ATに途中出場しています。

東海大翔洋の関野は東京五日市FC出身。

 

  順位 選手 所属 得点 学年 前所属
1 1 袴田航也 ホンダFC 10 3年 ホンダFC
2 1 関野碧海 東海大翔洋 10 3年 東京五日市FC
3 1 西川竜生 焼津中央 10 3年 藤枝東FC
4 4 飯田夢叶 ホンダFC 6 3年 ホンダFC
5 4 曽根大翔 東海大翔洋 6 3年 エスパルス藤枝
6 4 矢頭勇亮 藤枝明誠2nd 6 2年 FC Libre
7 7 辻八雲 東海大翔洋 5 2年 東海大翔洋
8 7 佐藤凌空 日大三島 5 3年 アスルクラロ沼津ST
9 7 八木健太 藤枝明誠2nd 5 2年 藤枝明誠SC
10 7 満谷大和 焼津中央 5 3年 エスパルス藤枝
11 8 井幡智史 ホンダFC 4 3年 ホンダFC
12 8 島田悠吾 静岡学園3rd 4 3年 津ラピドFC
13 8 鈴鹿柊吾 静岡北 4 3年 リベルダージ静岡
14 8 西尾飛来 静岡北 4 3年 エスパルス藤枝
15 8 市川喜彪 静岡城北 4 3年 FC桜が丘
16 8 木村優 静岡城北 4 3年 FC LESTE
17 8 戸谷葵 日大三島 4 3年 秦野FC
18 8 柳田悠翔 日大三島 4 3年 エクセルシオール
19 8 大石遼 焼津中央 4 3年 藤枝明誠SC
20 8 加藤駿翔 焼津中央 4 3年 藤枝東FC

 

Cリーグ(県3部)

順位表

試合数の関係で静学4thが首位でアスルクラロ沼津U18が2位。この2チームの実力が抜きんでているので昇格はほぼ確定かなと思います。ただ、静学に関してはBリーグにサードチームがいるので、サードチームがAリーグに昇格できなければ昇格不可という状態になります。

意外にも沼津U18が2敗していますが、浜北西に1-3、浜松開誠館3rdに2-3で敗れています。引き分けは東海大翔洋2ndに1-1。Cリーグは1回戦総当たりなので、リベンジの機会はなく、たまたまコロナ関係でメンバーが足りなかったのかフルメンバーで負けたのかはよくわからないところ。沼津U18はSBSカップのメンバーに岩崎圭吾と鈴木謙心のダブルボランチが選出されていました。岩崎は来季トップ昇格も決まっており、J3にもベンチ入りしています。

 

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順位 チーム 平均勝点 勝点 試合数 得点 失点 得失
1 静岡学園4th 2.40 24 10 8 0 2 20 7 13
2 沼津U18 2.27 25 11 8 1 2 35 11 24
3 聖隷2nd 1.89 17 9 5 2 2 14 10 4
4 浜松湖東 1.88 15 8 4 3 1 20 13 7
5 浜松開誠館3rd 1.78 16 9 5 1 3 14 12 2
6 浜名2nd 1.73 19 11 6 1 4 14 18 -4
7 静清 1.60 16 10 5 1 4 23 17 6
8 富士市立2nd 1.50 15 10 4 3 3 24 19 5
9 浜北西 1.45 16 11 5 1 5 17 15 2
10 暁秀 1.36 15 11 4 3 4 11 14 -3
11 オイスカ 1.27 14 11 4 2 5 13 21 -8
12 東海大翔洋2nd 1.10 11 10 3 2 5 10 12 -2
13 藤枝明誠3rd 0.91 10 11 3 1 7 16 23 -7
14 浜松工業 0.86 6 7 2 0 5 6 13 -7
15 沼津西 0.55 6 11 2 0 9 9 27 -18
16 加藤学園 0.30 3 10 0 3 7 8 22 -14

 

高校選手権に向けて

今回順位や得点ランキングを振り返って、どのチームのどの選手がすごそうなのかある程度イメージが持てたと思います。事前情報なしで見るのも面白いですが、ある程度調べたうえで見ると見方が変わってくるかなと思います。

今後プリンスリーグプレミアリーグの方も振り返ってみたいなと思います。