静岡フロサポのサッカーブログ

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2022年静岡県高校総体出場チーム決定

インターハイ県大会出場チームが出揃いました!

 



東部は県大会出場決定後の準々決勝、プリンス所属の富士市立に続くNo.2の飛龍(県1部)が桐陽(東部1部)に敗れる番狂わせが起きましたが、東部No.3の日大三島(県2部)が順当に勝ち上がり、東部地区優勝を飾りました。

中部地区も順当に県リーグ所属チームが上位を独占。決勝はどちらも全国出場経験のある清水東(県1部)と東海大翔洋(県2部)のいわゆる古豪同士の対戦。前半に翔洋が2点リードしたものの後半に清水東が追いつき、PK戦では後半終了前に投入されたGK池田が2本ストップして清水東が2年連続の中部地区大会優勝を果たしました。ちなみに、私の中学時代の後輩(10年以上ですが・・・)にあたる清水東MF木内が1G1Aとのことで、県大会でも活躍してほしいと思います。

 

西部では県1部所属の袋井高校が県大会切符を逃す大波乱が起きました。袋井は決勝トーナメントで磐田南(西部2部)、敗者戦で浜松西(西部1部)に敗れ、地区大会敗退となりました。決勝は2017年、2019年と同じく浜名(県1部)vs磐田東(県1部)。過去2回の対戦同様浜名が磐田東を下し、西部地区を優勝しました。

 

地区大会結果

東部地区予選

中部地区予選

西部地区予選

県大会展望

今年の静岡サッカーは静学一強

県大会からプレミア、プリンス所属のチームが参戦します。

 

今年の静岡の高校サッカーは静学一強になるのではないかと思います。

静岡県で唯一のプレミアリーグ所属、Bチームもプリンスリーグに所属しており、レギュラー争いのレベルが非常に高いです。

その意味では藤枝東浜松開誠館もBチームが県1部に所属しており静学同様レギュラー争いのレベルは高いと言えますが、やはりAチームがプリンスにいるかプレミアにいるかは大きな違い。特にプリンス東海は10チーム7チームが静岡のチーム。だからといってレベルが低いなんてことはありませんが、Jユースも名古屋のBチームだけですし、全国レベルを体感しにくい環境になってしまっています。

 

また、2019年の選手権優勝や2021年の総体ベスト4、選手権での戦いによって、静学独自のスタイルが全国から注目を浴びており、全国から有望な選手が集まってきています。

今年もU-17日本代表GK中村圭佑(2年、FC東京むさし)、昨年のU-17日本代表候補DF行徳瑛(3年、静岡学園中)とMF髙橋隆大(3年、G大阪JY)、U-17日本高校選抜MF白井柚希(3年、静岡学園中)、昨年のU-16日本代表候補FW神田奏真(2年、大阪東淀川FC)と代表クラスの選手が各ポジションに並んでいます。

 

とはいえ、昨年のインターハイ予選では県2部だった清水東が静学相手に3点を奪いPK戦まで追い詰めましたし、カテゴリーや下馬評は関係ないことを示しています。

今年の高校サッカーはどうなるのか、注目です。

 

スーパールーキーは現れるか

高校サッカーでは毎年必ず1年生ながらレギュラークラスの逸材が現れるもの。

たとえばMF松木玖生(現FC東京)は青森山田で1年生の時点で7番を背負い4得点を挙げる活躍を見せました。静岡でも昨年の選手権予選では藤枝東のDF野田隼太郎が静学のMF古川陽介(現磐田)のドリブル突破を何度も阻み苦しめました。

今年もそのような逸材が現れるのかも見どころです。

私は中学生年代はよく知らないのですが、3月に行われたヤングサッカーフェスティバルでは現在高校1~2年生の世代がU16静岡県選抜として参加していたためちょっと調べてみました。

下部組織、私立中の面々は順当に上の年代へ昇格もしくは進学しています。

エスパルス静岡所属の岩﨑総汰は浜松開誠館、柳川結飛は藤枝東に進学しています。残るホンダFCの野澤康祐、浜名JYの津田廉大に関しては進路が分かりませんでした。あまり強い高校へ進学していないのでしょうか。Jユースやルーキーリーグに参加しているチームならメンバーが公表されているので、それ以外のチームということになりそうですが。。。

まあ、中学時代の選抜経験が必ずしも重要ではないですし、県外から加入するスーパルーキーもいるでしょうからね。

 

インターハイ県大会は5月14日から

インターハイの県大会は1週間後の5月14日に開幕します。

まだ組み合わせが判明していませんが、分かり次第また記事にしたいと思います。